2021.05.13 介護(かいご)
著作・監修 北中彰 最終更新日: 2021/07/14

介護 ( かいご ) 基本 ( きほん ) ② (だい)3回(さんかい)セミナー

介護の基本② 第3回セミナー

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目次

    1. 今日 ( きょう ) まなぶ こと
    2. 多職種連携 ( たしょくしゅれんけい )
    3. 虐待 ( ぎゃくたい )
    4. 事故 ( じこ )
    5. 記録 ( きろく )
    6. 介護予防 ( かいごよぼう )
    7. 自分自身 ( じぶんじしん ) の けんこう にも きをつけ ましょう
    8. ちしき と ぎじゅつ を みにつけ ましょう
    9. まとめ

みなさん、こんにちは。
今日 ( きょう ) 3回目 ( さんかいめ ) の じゅぎょう、「 介護 ( かいご ) 基本 ( きほん ) ②」 を はじめたい と おもいます。

0. 今日 ( きょう ) まなぶ こと

今日 ( きょう ) まなぶ こと」 というの を さいしょ に せつめい します。

多職種連携 ( たしょくしゅれんけい )
すこし むずかしい ことば です。
いろいろ な 仕事 ( しごと ) を している ( ひと ) と いっしょ に きょうりょく して はたらく こと です。
虐待 ( ぎゃくたい )
利用者 ( りようしゃ ) さん の こころ や からだ を きずつける こと です。
事故 ( じこ )
記録 ( きろく )
利用者 ( りようしゃ ) さん の たいちょう や ようす を かく こと です。
介護予防 ( かいごよぼう )
いつまでも げんき で いられる よう に くふう を する こと です。
自分 ( じぶん ) の こころ と からだ も たいせつ に する
利用者 ( りようしゃ ) さん の けんこう も きをつけ ます が、 介護 ( かいご ) スタッフ は 自分 ( じぶん ) の こころと からだ も たいせつ に しなければ なりません。
介護 ( かいご ) の ちしき と 介護 ( かいご ) の ぎじゅつ を みにつける

今日 ( きょう ) は この 7つ に ついて べんきょう を します。

1. 多職種連携 ( たしょくしゅれんけい )

多職種連携 ( たしょくしゅれんけい ) 」 とは、いろいろ な 仕事 ( しごと ) を して いる ( ひと ) と いっしょ に きょうりょく しながら はたらく こと です。
みなさん は 介護職 ( かいごしょく ) ですね。
利用者 ( りようしゃ ) さん の しょくじ の おてつだい を したり、おふろ の おてつだい を したり、トイレに つれて いって あげたり します。
それ いがい の 仕事 ( しごと ) ( ひと ) も たくさん しせつ で はたらいて います。
その ( ひと ) たち と いっしょ に はたらき ます。
それ も しって おいて ほしい です。

  • 医師 ( いし ) (Doctor )
  • 看護師 ( かんごし ) (Nurse)
  • 栄養士 ( えいようし ) (Nutritionist)
  • しょくじ の バランス や カロリー を かんがえて メニュー を つくる ( ひと ) です。

  • 調理師 ( ちょうりし )
  • しょくじ を つくる ( ひと ) です。

  • リハビリテーション の 先生 ( せんせい ) (Physical therapist)
  • 運転手 ( うんてんしゅ ) (Driver)

ほか にも いろいろ な ( ひと ) が いっしょ に はたらいて います。 利用者 ( りようしゃ ) さん の こと を ぜんいん で そうだん して 介護 ( かいご ) を すること に なります。

2. 虐待 ( ぎゃくたい )

虐待 ( ぎゃくたい ) とは、 利用者 ( りようしゃ ) さん の こころ や からだ を きずつける こと です。

利用者 ( りようしゃ ) さん を むし する

  • おばあさん が はなしている のに、こたえない
  • きこえている のに、きこえない ふり を する
  • など を むし と いいます。

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利用者 ( りようしゃ ) さん を たたく、ける

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利用者 ( りようしゃ ) さん が うごけない よう に する

利用者 ( りようしゃ ) さん は うごきたい のに、うごけない よう に する。

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利用者 ( りようしゃ ) さん の おかね を ぬすむ

利用者 ( りようしゃ ) さん の むね や おしり を さわる

介護 ( かいご ) いがい の とき に むね や おしり を さわって は いけません。

利用者 ( りようしゃ ) さん の せわ を しない

  • トイレ に いきたい と いっている のに、トイレ に いかせない
  • オムツ を かえない
  • きがえ を しない
  • など です。

また、この ( ) の よう に 利用者 ( りようしゃ ) さん は たべたくない と いっている のに、むりやり くちに たべもの を いれる こと も 虐待 ( ぎゃくたい ) に なります。
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みなさん は しない と おもいます が、このような こと は ぜったい に して は いけません!!!

3. 事故 ( じこ )

事故 ( じこ ) が おこらない よう に ちゅうい しましょう。
しせつ では、いろいろ な 事故 ( じこ ) が おこる かも しれません。
( ) を みてください。

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ベッド から おちて います。
あたま を うつ、こし の ほね を おる、など が おこる かも しれません。

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おふろ の とき に すべって ころび ます。
ゆか が ぬれて いたり、シャンプー や せっけん が ついて いて ころび やすい です。
あたま を うつ、 ほね を おる、など が おこる かも しれません。

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この おじいさん は ほか の ( ひと ) の くすり を のんで しまいました。
とても こわい こと ですね。
びょういん に いかなければ なりません。

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日本 ( にほん ) では、おゆ の なか に はいって からだ を あたためる しゅうかん が あります。
そこで おぼれて しまう かも しれません。

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ころんで ほね が おれて しまう かも しれません。
おとしより は ほね が よわい です。
すぐ に おれて しまい ます。

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この おじいさん は、たべもの を のど に つめて しまい ました。
いき が できなく なって しまいます。
これ も とても あぶない です。

このような 事故 ( じこ ) が おこる かも しれない です。 なので、 事故 ( じこ ) が おこらないよう に、 事故 ( じこ ) が おきたら どうするか、など を いろいろ かんがえて おかなければ なりません。
そして、かならず 「 記録 ( きろく ) 」 を かいて おかなければ いけません。

4. 記録 ( きろく )

記録 ( きろく ) 」 というの は、 利用者 ( りようしゃ ) さん の ようす や 事故 ( じこ ) が おこった とき に だれ が みて も わかるよう に 「いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように」 に ちゅうい して かき ます。
かいて のこしておく こと です。 さきほど の ような 事故 ( じこ ) が おこった とき は 記録 ( きろく ) を します。
そして、おなじ 事故 ( じこ ) が おこらない よう に スタッフ ぜんいん で みて ちゅうい します。
おなじ 事故 ( じこ ) を おこして は いけない です。

利用者 ( りようしゃ ) さん の ようす

利用者 ( りようしゃ ) さん は しせつ の なか で せいかつ して います。
1日 ( いちにち ) 利用者 ( りようしゃ ) さん が なに を した のか、どのよう に すごして いた のか、ということ を かいて おきます。

利用者 ( りようしゃ ) さん が どのくらい ごはん を たべた か、どのくらい みず を のんだ か、べん や にょう は どのくらい でた か、 何回 ( なんかい ) でた か、たいちょう など を かきます。
毎日 ( まいにち ) 記録 ( きろく ) を して おきます。
これ は とても たいせつ な こと です。
利用者 ( りようしゃ ) さん が げんき なのか、びょうき なのか を しるため に なります。
たいちょう とは、「げんき なのか、ねつ が あるのか」 など の こと です。

5. 介護予防 ( かいごよぼう )

利用者 ( りようしゃ ) さん の からだ が いま より わるく ならない よう に、しょくじ、うんどう など を くふう します。
できる こと は 自分 ( じぶん ) で して もらい ます。
いつまでも げんき で いてもらう ため、いま より も わるく ならない ため です。
たとえば、しせつ では このような こと を します。

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スタッフ が まえ に でて、おじいさん、おばあさん に やること を せつめい します。
「て を あげて ください。つぎ は みぎ です。」 など と いい ながら おこない ます。
利用者 ( りようしゃ ) さん が たのしんで できるよう に やります。
たのしく からだ が うごかせる よう に します。
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レクリエーション

レクリエーション は、ゲーム を したり、うた を うたったり、 ( ) を かいたり、いろいろ あります。
これ も たのしく からだ を うごかして もらい ます。
これ は、ふうせん を おとさない よう に する という ゲーム を やって います。
介護スタッフ の みなさん は おうえん を して います。
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これ は ゴール に ボール を いれる ゲーム です。
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このよう に、たのしみ ながら からだ を うごかす こと を よく 介護 ( かいご ) しせつ で おこなっています。

できること は 自分 ( じぶん ) で して もらい ます。
介護 ( かいご ) スタッフ が ぜんぶ やって あげる というのは だめ です。
おじいさん、おばあさん が 自分 ( じぶん ) で できる こと は 自分 ( じぶん ) で やって もらわなければ なりません。

たとえば、おそくても ふく を きること が できる ので あれば、 介護 ( かいご ) スタッフ は まちましょう。
トイレ も 自分 ( じぶん ) で いける ので あれば、 自分 ( じぶん ) で いって もらい ます。
できない こと だけ を おてつだい します。
いつまでも げんき で いてもらう ため です。

6. 自分自身 ( じぶんじしん ) の けんこう にも きをつけ ましょう

自分 ( じぶん ) の こころ と からだ を たいせつ に しましょう

利用者 ( りようしゃ ) さん の けんこう を まもる ( わたし ) たち は、 自分 ( じぶん ) の けんこう にも きをつけ なければなりません。
ほんとう は、 3回 ( さんかい ) ごはん を たべて、うんどう も して、 ( よる ) は はやめ に ねる こと を 毎日 ( まいにち ) おなじ じかん で つづける というのが とても いい こと です。
ですが、 介護 ( かいご ) 仕事 ( しごと ) 毎日 ( まいにち ) おなじ じかん に 仕事 ( しごと ) に いけませんね。

1回目 ( いっかいめ ) の じゅぎょう を おぼえて いますか?
介護 ( かいご ) 仕事 ( しごと ) ( あさ ) はやく 仕事 ( しごと ) に いく ( ) が あったり、お ( ひる ) に いく ( ) が あったり、 ( よる ) から ( あさ ) まで はたらく ( ) が あったり、 毎日 ( まいにち ) いろいろ ちがいます。
なので、すこし からだ を こわし やすい です。たいちょう が わるく なりやすい です。
びょうき に なるかも しれません ので、この 3つ を まもって ほしい です。

えいよう の あるもの を しっかり たべる

いろいろ な もの を たくさん たべて ください。
にく ばかり は ダメ です。やさい を たべない のは ダメ です。
にく、やさい、さかな、ぎゅうにゅう、とうふ、まめ、など いろいろ な もの を たべて ほしい です。
この こと を 「バランス よく たべる」 と いいます。

よく ねむる

たくさん ねて ほしい です。

うんどう を する

はしったり、あるいたり、うんどう を して ほしい です。

この 3つ を しっかり と していれば、けんこう で いられる と おもいます。
自分 ( じぶん ) が けんこう でない と 利用者 ( りようしゃ ) さん の おせわ も できない です。
まず、 自分 ( じぶん ) の けんこう を しっかり と して ほしい です。
自分 ( じぶん ) の からだ も たいせつ に して ほしい と おもいます。

利用者 ( りようしゃ ) さん の 介護 ( かいご ) を する とき は ようつう に きをつけ ましょう

( わたし ) たち の 仕事 ( しごと ) は ようつう に なりやすい です。
「ようつう」 とは、こし が いたく なる こと です。
なに も しらない まま 仕事 ( しごと ) を して いる と、こし が いたく なります。
なので、 介護 ( かいご ) の ぎじゅつ というの を しっかり と まなんで ほしい と おもいます。
おしえて もらって ください。
しらない まま だと こし が いたく なってしまい、 介護 ( かいご ) 仕事 ( しごと ) が たのしく ても、 仕事 ( しごと ) が できなく なります。
仕事 ( しごと ) を やめなくて は いけなく なります。
こし が いたく ならない ほうほう というの を ならって ほしい です。
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しんぱい な こと、つらい こと が あれば じょうし や せんぱい に そうだん しましょう

こころ の もんだい です。
みなさん がいこく に すんで いて、 介護 ( かいご ) 仕事 ( しごと ) も はじめて で、ぶんか・しゅうかん も ちがい、いろいろ と こまった こと が でてくる と おもいます。
そのとき は、 1人 ( ひとり ) で なやまない、 1人 ( ひとり ) で なく、 1人 ( ひとり ) で くるしむ、など しない で だれか に そうだん を して ほしい です。
しんじられる じょうし、せんぱい、ともだち、そのような 人 に そうだん を して ほしい と おもいます。
自分 ( じぶん ) の こころ と からだ も たいせつ に して ほしい と おもいます。

7.ちしき と ぎじゅつ を みにつけ ましょう

1回目 ( いっかいめ ) の とき にも おはなし しました。
介護 ( かいご ) 仕事 ( しごと ) は いのち に かかわって います。
おじいさん、おばあさん の いのち が かかわって いる 仕事 ( しごと ) です。
なに も しらない まま 仕事 ( しごと ) を すると、 事故 ( じこ ) が おこり ます。
さきほど、いろいろ な 事故 ( じこ ) が ある と しょうかい しました。
あのような 事故 ( じこ ) が おこって しまいます。
たいせつ な こと は べんきょう を する こと です。しっかり と べんきょう を して ください。
介護 ( かいご ) の ちしき と 介護 ( かいご ) の ぎじゅつ」 を みにつけて ほしい と おもいます。
しっかり と まなんで ください。

介護 ( かいご ) 仕事 ( しごと ) を する ため には

「ちしき+ぎじゅつ+やさしい こころ」 が ひつよう です。
1つ だけ では ダメ です。

たとえば
やさしい こころ だけ あります。
利用者 ( りようしゃ ) さん が 事故 ( じこ ) を おこして、いたい おもい や かなしい おもい を させて しまう こと にも なります。
ちしき だけ あります。しかし、やさしい こころ は ない です。
介護 ( かいご ) 仕事 ( しごと ) を する ( ひと ) として は ダメ です。
ぎじゅつ だけ ある ( ひと ) も ダメ です。
3つ が ひつよう に なって きます。
このよう に れんしゅう を する、べんきょう を する ということも だいじ です。
利用者 ( りようしゃ ) さん が あんしん して せいかつ できる よう に、しっかり と べんきょう を して ほしい と おもいます。
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8.まとめ

それでは、これ が さいご に なります。
やさしい こころ を もって、 利用者 ( りようしゃ ) さん が いま どんな きもち なのか を かんがえて みること が たいせつ です。

  • いつも、 利用者 ( りようしゃ ) さん は しあわせ かな?
  • あんしん して たのしく すごして いるかな?

と かんがえ ながら 仕事 ( しごと ) を して ください。

いつも 介護 ( かいご ) 仕事 ( しごと ) を する とき に、 自分 ( じぶん ) 自分 ( じぶん ) の おかあさん が してほしい 介護 ( かいご ) を している かな?ということ を かんがえながら 仕事 ( しごと ) を すると とても いい と おもいます。
自分 ( じぶん ) が されたくない 介護 ( かいご ) を している と よくない です。
自分 ( じぶん ) が して ほしい 介護 ( かいご ) 利用者 ( りようしゃ ) さん にも して ほしい と おもいます。

では、きょうのじゅぎょうはこれでおわります。