2021.07.16 支援・制度
著作・監修 北中彰 最終更新日: 2021/07/16

特定技能外国人支援|生活オリエンテーションとは?

特定技能外国人支援|生活オリエンテーションとは?

特定技能外国人支援の生活オリエンテーションはどんなことを行うかご存じでしょうか?
1号特定技能外国人を受け入れるためには、雇用企業や外国人に対して、定められた支援を行わなければいけません。
そこで、こちらの記事では特定技能外国人への支援について詳しく紹介していきます。
こちらの記事では、以下のような悩みを解決することができます。

・生活オリエンテーションとは?
・生活オリエンテーションってどんなことを行うの?
・生活オリエンテーションはどのようにして行うの?

それでは、一つずつ見ていきましょう。
是非最後までご覧ください。

目次

  1. 特定技能外国人支援・生活オリエンテーションとは?
  2. オリエンテーションの具体的な内容
    1. 生活一般に関わる事項
    2. 国・地方自治体に対する手続き方法
    3. 相談・苦情に申し出る機関の連絡先
    4. 医療体制・機関に関する事項
    5. 防災・防犯、急病時の対処方法
    6. 法的保護に関する事項
  3. 生活オリエンテーションを行う方法
    1. 対面で生活オリエンテーションを行う
    2. ZOOMなどのオンラインで生活オリエンテーションを行う
    3. 動画視聴で生活オリエンテーションを行う
  4. まとめ

特定技能外国人支援・生活オリエンテーションとは?

特定技能外国人労働者のために必要なオリエンテーションとは、特定技能1号外国人労働者と呼ばれる人たちが日本で快適に生活できるように、問題なく労働ができるように必要な情報を提供するために行うオリエンテーションです。
簡単に説明すると、日本で生活する上でトラブルが起きないように、仕事や生活面でルールを事前に伝えることを指します。
急に違う国に来た場合、生活習慣や法律など、様々なことが自国と異なります。
そのため、正しい知識を付けた上で労働するためにも必ず必要になりますので、しっかり説明することが大切です。
生活オリエンテーションには様々なルールがあり、例をあげると、特定技能外国人の人が分かりやすい言葉で最低8時間以上行う必要があります。
8時間未満の場合は、適正にオリエンテーションが実施されていないと判断されるため、認められないケースが多いです。
言語に関しては、日本語でも外国語でも問題はありません。
大切なのは、相手がしっかりと理解できる言語で話すことです。
また、8時間以上のオリエンテーションが終了した後も、定期的に生活オリエンテーションを実施することが大切になります。
日本のことを8時間程度で全て学べるわけではありませんので、特定技能外国人にとってはとても難しいですよね!
では、ここからは特定技能外国人支援・生活オリエンテーションについてもっと掘り下げて紹介していきます。

オリエンテーションの具体的な内容

特定技能1号外国人に対する生活オリエンテーションの具体的な内容は法的に全て決まっています。
特定技能1号外国人向けに行われている、生活オリエンテーションの詳細を詳しく解説していきます。

生活一般に関わる支援

以下の説明や支援が必要です。

・日本で生活する上必要な金融機関の利用方法(ATMの使い方など)

・医療機関の利用方法(健康保険証の意味など)

・交通ルール(免許取得や保険の加入など)

・交通機関の利用方法(電車やバスの利用方法など)

・生活ルールやマナー(ごみの分別や喫煙ルールなど)

・生活必需品の購入方法(食品や薬品などを購入できる場所など)

・災害情報の入手方法(サイトやアプリなど)

・日本で違法となる行為の例(犯罪など)

国・地方自治体に対する手続き方法

以下の説明や支援が必要です。

・雇用されている企業との契約や転入または転出届

・社会保障やマイナンバーなど手続き

・自転車の防犯登録の手続きなど

また、必要に応じて手続きする際に同行することがあります。

相談・苦情に申し出る機関の連絡先

支援してくれる担当者の名前や連絡先、相談また苦情の申し出先として、警察署や騒動基準監督署の連絡先を共有します。

医療体制・機関に関する事項

何かあった時のために、通訳サービスが提供されている病院や連絡先などを伝えます。
こちらの説明する際は、「生活一般に関わる事項」と一緒にまとめて説明すると効率が良いです。

防災・防犯、急病時の対処方法

万が一災害が起きた時のために、災害や試験から自分の身を守るための方法や、救急車、警察、消防の呼び方、連絡方法を説明します。

法的保護に関する事項

労働関係法令などで十分な知識を共有することで、特定技能外国人の人が自ら待遇が日本の法律的に問題がないか自分で判断ができるようにします。

これまで生活オリエンテーションで支援すべきことをご説明しましたが、これだけでも8時間だけじゃ全て頭に入りきりませんよね?
日本人からすると、当たり前なことでも、外国人からすると、初めて聞くような内容ばかりです。

さらに、外国人となると全ての日本語が理解できるわけじゃありませんので、できるだけ定期的に特定技能外国人支援のための生活オリエンテーションを行う必要があることが分かったと思います。
上記で紹介した項目は日本で生活する上でとても大切なことになりますので、外国人の人が全て理解できるようになるまで丁寧に説明、支援しなければいけません。

生活オリエンテーションを行う方法

特定技能外国人支援のための生活オリエンテーションはこれらの方法で行います。

・対面

・zoomなどによるオンライン

・動画視聴

基本的にはこの紹介した上記の方法で生活オリエンテーションを行います。
それぞれ簡単にご紹介します。

対面で生活オリエンテーションを行う

対面で生活オリエンテーションを行う場合は、1対1で行う場合と1対複数人で行う場合があります。
これは生活オリエンテーションを行う場所や主催者などによっても異なります。

ZOOMなどのオンラインで生活オリエンテーションを行う

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zoomなどのオンラインで行う場合は基本的に複数人で行う場合が多いです。
しかし、操作がわからない人もいますので、わかりやすいマニュアルを作成するか、一度対面にて操作方法などを説明する必要があります。

動画視聴で生活オリエンテーションを行う

動画視聴で生活オリエンテーションを行う場合は、あらかじめ用意されている動画にて生活オリエンテーションを行います。
動画があればいつでもどこでも視聴することができますので、おすすめです。
しかし、動画の場合は日本語が分からない外国人の人は中々理解に苦しむ場合がありますので、その場合は他の方法で生活オリエンテーションを行うようにしましょう。

★まとめ

こちらの記事では、特定技能1号の外国人に対する支援、生活オリエンテーションの詳細などについてご説明してきました。

・特定技能外国人・生活オリエンテーションとは特定技能外国人労働者と呼ばれる人たちが日本で快適に生活できるように、問題なく労働ができるように必要な情報を提供するために行うオリエンテーション

・生活オリエンテーションの内容は法的に決まっている

・生活オリエンテーションは定期的に行われる

・生活オリエンテーションでは日本で生活する上で必要な情報を提供または支援する意味がある

・生活オリエンテーションは8時間以上

・生活オリエンテーションを行う方法は「対面」「zoomなどによるオンライン」「動画視聴」などで行われる

これらの情報が皆さんの役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。