日本政府としては、将来的に技能実習から特定技能にシフトチェンジしていく方針ですか?あるいは今後も並行していくのですか?

意見交換会でのご意見・ご要望

日本政府としては、将来的に技能実習から特定技能にシフトチェンジしていく方針ですか?あるいは今後も並行していくのですか?

木村義雄先生の回答

技能実習は様々な問題点がありました。
特に海外の人権論者の方から、技能実習は技能習得ではなく労働ではないか。しかも奴隷労働だという大変厳しいご意見がありました。
そのことを受けて、2年前から特定技能という新しい制度をスタートしました。
技能実習の目的は、国際貢献であり、日本で勉強をしてしっかりと仕事を学び、今後母国で活躍していただくというのが大前提です。
それに対して、特定技能というのは正面から労働として入国していただこうという制度です。
将来的には、技能実習は国際貢献の1つとして純化されていくと考えます。もちろん直ちになくなるわけではなく、徐々に純化されていくでしょう。
そして特定技能は、正規の労働として行っていただくということです。
特定技能に関しては2年後の見直しを本年度から(2021年4月から)スタートする予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で1年延びました。
ですので、来年の4月から(2022年4月から)特定技能においては様々な見直しが行われます。
技能実習に関しては、(2019年の)5年後の見直しが予定されています。すでに2年経っていますが、コロナで1年伸びましたので、今から4年後(2025年)の見直しの中で技能実習をどのように純化していくかを決めていきます。
直ちに、様々なことが変化するのではなく見直しの中で今後の方針を決めていくということであります。